recruit 代表メッセージ

「介護」とは、体の不自由なお年寄りの日常生活上の手助けやお世話をすること……。
これが、「介護」に対する世間の一般的なイメージだと思います。
では、私たち介護従事者の仕事は、要介護高齢者をお預かりして、家族に代わってお世話することなのでしょうか。
もし、そうならば、専門的な知識や技術は必要なく、慣れれば誰でもできそうです。

介護には、「介護福祉士」という国家資格があり、当社にも資格取得者がたくさんいます。
国家資格を有する”専門職”が行う「介護」と、ご家族の「介護」は、違って当たり前のはずです。
その違いは何か。それは、介護に対する「結果」です。
介護に限らず、専門職の仕事には、成果や結果が問われます。介護の専門職には、介護保険の根底である「自立支援」に対する結果が求められます。
つまり、要介護高齢者の状態をどのように改善できたのか、要介護高齢者の生活の質をどのくらい高められたのか、
その結果をきちんと出すのが介護の専門職であり、それが「介護の仕事」だと思います。

要介護高齢者を手助けしたり、お世話をするだけでは、その人は、いつまでたっても、自分でできるようになりません。
むしろ、時間の経過と共に重症化していくでしょう。
私たちは、手助けばかりの「お世話中心の介護」ではなく、できないことをできるようにする「自立支援の介護」が大切だと考えます。
自立支援の介護は、要介護高齢者に「自分でできる喜び」をもたらし、それが生きる活力となって、ご本人を”笑顔”にします。
そして、ご本人やご家族からたくさんの「ありがとう」をもらえ、スタッフも感動して、”笑顔”にさせられるのです。

お世話中心の介護ではなく、”介護が要らない状態”にまでの回復を目指すこと、これがご利用者様とスタッフの”最高の笑顔”を引き出してくれるのです。
そして、それが”ご利用者の満足”と”スタッフのやりがい”につながるものと信じています。